従業員モニタリングはどこまで許されるか:導入前に決める三つのこと

「リモートの生産性が見えないから監視を入れたい」——この相談は今も多いのですが、実際に導入すると分かるのは、監視では生産性は上がらないということです。上がるのは記録の量で、成果ではありません。
導入前に決めるべきは三つです。
- 目的を一つに絞る:勤怠の確認、情報漏えいの防止、業務改善。一つに決められないなら、まだ準備ができていません。
- 範囲を文章にする:どの端末、どの部署、どの時間帯、どこまでの詳細。
- 保存期間を決める:いつまで残し、何が消すのか。答えられないなら、データは残り続けます。
記録する項目も同じ問いで決まります。「その目的は、このデータなしで達成できないか」。より侵襲の小さい方法があるなら、そちらを選びます。
現場が反発しにくい導入順序は、勤怠だけを有効にすることから始め、閲覧できる人を先に決め、本人確認画面を先に開き、説明できる範囲だけ足し、半年後に見直して不要なものを止める、という順です。
日本の個人情報保護法と事前告知の実務を含む詳しい版はこちら:従業員モニタリングの実務ガイド。告知文のテンプレートはこちら。
本稿は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。
iMonitor EAM は、社内サーバーで動く常駐型の監視ソフトです。記録は外部クラウドに送られず、機能ごとに個別にオン・オフできます。
iMonitor EAM(日本語)
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